大きなカブを育てたい

アウトプットや記録の場として読んだ本や投資の事、食べ物の事など書いていきます。

【読書】インプット大全④INTERNET 1番やってはいけないのはネットサーフィン

←前回

【読書】インプット大全③WATCH 作品を理解するにはまず他者を理解する

学び効率が最大化するインプット大全

 

 情報と知識のインプットバランスは3:7以下

情報とは今起きている事象の事で、古くなるとあまり役に立たない。一方の知識は普遍的な物で長きにわたって使えるものである。最新情報ばかりを追いがちだが、情報をインプットすればする程知識をインプットする時間が無くなってしまう。情報は今賞味できる必要な分だけ集めればいい、と書かれている。

今はコロナ禍の為、ついコロナ関連のニュースで最新情報が無いか調べてしまう。テレビのニュースを見たり、twitterで検索したり、ニュースサイトから目ぼしい記事が無いか探したりしているが、まず、時間がかなりかかる。テレビのニュースは自分の見たい情報だけを見れるわけではないし、特にコロナ関連の報道に関してはマスコミの悪意とも取れるような報道手法が目に付く。twitterで検索しても関係ない話やノイズがたくさん入ってくる。ニュースサイトも数日前と同じような記事が何度も掲載されるため、見た事が無い記事を探すことから始まる。どれも時間がかかる上にかなり精神的に疲れる作業である。その上得られる物はとても少ないし、大体次の日には前日何を見たかなんて忘れているのだ。なんと無意味な行為だろう。

つい朝起きたら最新のニュースを探してしまうが、ニュース探しからそのニュースを読むに至るまで特に自分の役には立っていないことが分かったので、朝のベッドの中でのニュース探しは辞めることにした。

一方で、私は投資をしているので最新のニュースを全く調べないわけにもいかない。なんの情報もなく投資を行うのは危険行為である。情報:知識の3:7の3の部分をいかに自分に必要な情報で満たすかが肝心である。

 

1日の中で最も集中力が高いのは朝

上記の事は昔からよく言われている事だが、個人的にはあまり実感が無かった。朝は眠い。だるい。出勤しても朝はメールチェックで時間を潰してエンジンがかかるのを待っていた。

しかし、コロナによる在宅勤務により、生活リズムが整い、朝きちんと朝日を浴びて夜寝る生活を繰り返していようになった結果、朝から元気が出てくるようになった。在宅勤務時の流れとして起床→朝食→リングフィットアドベンチャーで運動をして元気を出すという流れで過ごしていたが、今日は試しに朝食後にこうしてブログを書いている。よく、作文を夜に書くと筆がのるし(とんでもない文章が出来上がって翌朝赤面する事もあるが)ブログもそういう物だと思っていたが、朝に書いている今、とてもスムーズに文章が書けているし、気が散ることもなく目の前の文章に集中することができている。夜の魔力も恐ろしいものだが、朝の集中力もすごいという事を実感した。

 

ニュースの8割は自分に取って不要

前項でも触れたが、ニュースにはとてもノイズが多い。自分に取って不要な情報なだけならまだしも、内容に偏りがあったり、センセーショナルな演出が優先されており不快になるものだったり、有用性がなくただ暗い気持ちになるものだったりと、改めて考えてみると害しか無い気がしてきた。ニュース速報で最新の情報が分かる、くらいしかメリットが無いのではないか。しかし、わざわざ速報で即座に知る必要があるのは地震速報等の災害情報くらいな気もする。

本書にははっきり「朝のニュース、情報番組を見てはいけない」と書かれている。私もいつからか朝出勤前にテレビをつけるのは辞めた。単純に疲れるからである。寝不足で不快な自分には朝のテレビは音、映像、内容の刺激が強すぎる。本書にも「種々雑多な情報が脳に入り込み、脳のゴールデンタイムが破壊される」とある。破壊、とまで言われると恐ろしいが、これは私にとって事実として実感できている。

 

インターネットで1番やってはいけないのはネットサーフィン

ネットサーフィンは楽しい。自分の興味があるものが次から次へと湧いてきて、さながら宝探しである。そうして巡り巡った先に自分の趣味に合って、情報量も多く役に立つ、もしくは娯楽として面白いサイトに辿り着くことが出来たならそれは宝の山である。しかし、そんなサイトはそうそうあるものではない。私の感覚では数年に1度くらいしか出会えない。毎日ネットをしているにもかかわらず、だ。しかし、1度見つけるとサイトが閉鎖や更新終了されない限りは長い付き合いとなる。私は15年以上前に出会ったサイトを未だによく見ている。

話が逸れたが、ネットサーフィンの時間を短縮する、というのはダイアルアップ時代からの課題であった。いかに自分の調べたい情報だけを調べてページを読み込み、回線をすぐ切ることができるかが勝負だった。

ダイアルアップ時代はこうして自制ができていたのに、今は無制限にインターネットに接続できてネットサーフィンもし放題だ。便利になったが、逆にインターネットに縛られているような気もする。

ダイアルアップ時代のtipsとして役に立った物を思い出したのでここに記すとともに久しぶりにまた実践したいと思う。

ブロックロディア No.08 (210×74mm) cf8200

ブロックロディア No.08 (210×74mm) cf8200(amazon)

ロディア RHODIA ブロックロディアNo.8 単品バラ(楽天)

 

この縦長タイプのメモを横向きにしてキーボードの手前に置く。調べたいことだけをこのメモに書き、それを調べ終わったらブラウザを閉じる。もちろんTodoリストとしても使えるし、細長いので邪魔にもならない。15年以上前に知った活用法だが、今でも通用する。これが情報ではなく知識ということか。

 

 わからない事はまず検索する

随分当たり前のことがわざわざ本に書いてあるんだな、と思ったが、分からなかったら検索、が出来ない人が世の中にはあまりにも多くいるのも事実である。なんでもかんでも目の前にいる人に聞けばいい、と思っている人も世間には一定数いる。その右手に持っている物で調べろよ、とか、私じゃなくてsiriにでも聞いてくれ、と思う。

逆に私はなんでもかんでも即座にググってしまうので、できれば検索しないで済むよう知識を自分の内部に蓄えていきたいものである。

 

ネット情報におけるアウトプットはシェアすること

面白い記事、ためになる記事があったら「面白いなあ」で終わるのではなく、自分がその記事に対してどこをどう思ったのかコメントを付けた上でシェアをする。それをすることによって、アウトプットも兼ねるので記憶に残りやすくなるし、自分のTLがネタ帳になるという。

自分のTLはどうしてもfxの値動きに一喜一憂しがちでネタ帳としては邪魔なツイートが多すぎるので、自分用のネタやメモ帳として、ネタや写真等をハードを越えて瞬時に共有したい時は私はLINEの1人グループを活用している。LINEのグループを自分1人だけで作って、なんでもそこに放り込んでいく。他のツールやサービスを使うよりも早いと思う。

 

スマホは1日1時間

 この項には衝撃の事実が記されていた。「勉強時間30分以下でスマホを使わない生徒より、勉強時間4時間以上でスマホを使う生徒の方が成績が悪い」という。脳トレ東北大学・川島教授の研究である。4時間以上も勉強しているのにそれが無に還されてしまう。あまりに恐ろしい。(研究の詳細は調べていないがこの勉強時間4時間はみっちり勉強だけをしているのだろうか?合間合間にスマホに気を取られたりしていたとしたら、集中力が落ちるのも当然である。)

スマホを長時間使用すると、その後30分~1時間脳の前頭葉の働きが落ちるという。前頭葉は人間の行動を制御したり、情報の処理・判断をする、人間が人間として生きていく上で重要な部位である。その機能が落ちてしまうなんて、あまりにも恐ろしい。私はスマホ依存症の自覚がある。一瞬でも間があればなにかニュースは無いかと探してしまう。とにかくスマホから離れるよう、Forestというアプリを入れている。

app-liv.jp

集中したい時間を設定してスタートすると、木が育ち始める。タイマーが終わる前にスマホを操作してしまうと、育てている木が枯れてしまう。育てたきも枯れた木も、自分の森に残るので自分の集中の度合いが視覚的に分かる。200円程度の課金をすればアプリのホワイトリストが設定できるので、調べものをするためにブラウザを設定したり、作業中でも連絡は常に取れるようにしておきたいのでLINEを設定したりしている。

何より枯れ木が森に残されると罪悪感を強く感じるので森を見る度に反省するようになる。しばらくアプリの使用をサボっていたが、これを機にまた再開したいと思う。

【読書】インプット大全⑤LEARN 1番学ぶべきは自分自身について

次回→

 

 

学び効率が最大化するインプット大全

学び効率が最大化するインプット大全(amazon)

学び効率が最大化するインプット大全/樺沢紫苑【1000円以上送料無料】(楽天)

 

bignakabu.hateblo.jp