成人の日が終わるとお正月ムードも終わりいよいよ日常に戻っていくような空気感になるが、未だに潤沢に販売していた福袋があった。
タリーズの福袋だ。
例年発売日にほとんどが売り切れてしまう人気の福袋だが、どうやら昨年から中身が減っているらしく、人気に陰りが見えているようだ。
別にお得でないわけではないのと、保温マグが欲しかったので思わず買ってしまった。
せっかくなので中身を記録しておく。
6,600円の福袋の中身
トートバッグ、ステンレスコーヒータンブラー、キルティングマルチケット、
コーヒー豆粉2種(ブラジル ファゼンダ バウ、コスタリカ コーぺ ドータ各150g)、
シングルサーブ オリジナルブレンド(4P)、ドリンクチケット8枚
ドリンクチケットは税抜470円分のドリンクと引き換えできる。
イートイン換算でこれだけで4,136円分になる。
コーヒー豆は福袋限定の物なので定価が無いが、大体200g1,000円程度で販売されている豆が多いので2種計300gで1,500円程度だろう。
シングルサーブが518円で、ここまでで6,154円相当。コーヒーだけでは元が取れない。
ステンレスマグは市販もされている。
Amazon|シービージャパン マグカップ マッド ブラウン 350ml 保温 保冷 フタ付き KEMI マグ SANTECO
楽天|SANTECO KEMIマグ マッドブラウン 350ml 保温 保冷 フタ付き サンテコ シービージャパン
こちらの定価が1,980円。これで合計8,134円。やっと元が取れた。
マルチケットは製造がオンワード樫山なので作りがしっかりしている。トートバッグもオンワードだが、こちらは雑誌の付録よりは若干出来が良いかな、といったところだ。
お得度としては確かに微妙な福袋かもしれない…。
入っている物全てそれなりに欲しい人じゃないと少し厳しい。
どれくらい改悪されているのか?
タリーズの福袋=改悪のイメージが付き纏うが、どの程度変わっているのか遡ってみた。
2021年の福袋の中身(税込6,000円)
トートバッグ(しっかりしてそう)、コーヒー豆粉(2種計360g)
シングルサーブ1箱、ステンレスタンブラー、ダブルフェイスブランケット
ドリンクチケット8枚
2020年の福袋の中身(税込5,000円)
オリジナルトートバッグ、コーヒー豆粉(2種計360g)
シングルサーブ1箱 、ベアフル®マント(トール)、ドリンクチケット8枚
2019年の福袋の中身(税込5,000円)
オリジナルトートバッグ、コーヒー豆粉(2種計360g)
シングルサーブ1箱 、チェック柄ブランケット、干支の被り物ミニテディ、
ドリンクチケット8枚
中身は大きな変化は無いが価格やコーヒー豆の量などで少しずつ少しずつ割高になっている。個人的には熊は集めていないので値段が上がってもタンブラーの方が嬉しいが…。
今後のタリーズの福袋はどうなっていくのか…?
某店舗で20%オフで販売しているというツイートも見かけたが今改めて探したら削除されていた。今回盛大に余ってしまったことで次の福袋からは何か方針の変更があるかもしれないし、円安や物価高などの煽りを受けてさらに悲しい中身になってしまうかもしれない。少しのお得感だけでは福袋も売れなくなって来ており、販売する側にとっては厳しい時代である。
昔はゴミ袋みたいな福袋もたくさんあったし、それでも飛ぶように売れていたのにな…(そしてたくさん騙されてきた)