大きなカブを育てたい

アウトプットや記録の場として読んだ本や投資の事、食べ物の事など書いていきます。

【読書】インプット大全 ①RULES/READ 本を読む前に読み方を学ぶ

 

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本を読んでも映画を見ても覚えていない件

コロナの影響により、家にいる時間が格段に増えた。

せっかくだから普段はしない(正確にはしようとしない、する気力や意欲がない)

読書や映画鑑賞等の、自分の知見を広げる時間を作ろうと思った。

 

しかし、本を読んで何か気づきがあってもすぐに忘れてしまう。

読んだ翌週にはほとんどの内容を忘れている事が多い。

映画を見ても3日以内くらいならばおおよそのストーリーはイメージ付きで思い出せるが、1か月も経つとインパクトのあるシーン以外は割とおぼろげである。

 

これでは意味が無いと、ノートを持ち歩き、観た映画の感想を書くようにしたが、

観たその日の内に書かないと饒舌な感想文が書けない。

たったの1日でも経ってしまうと観た瞬間に抱いていた饒舌な感想は鉛で出来た箱の中にしまわれ、脳の奥底に沈められてしまっており、引き上げるのが容易ではない。また、引き上げても変色したり乾燥していたりして新鮮さが足りなかった。

だが、どうしても持ち歩いているノートにすぐに感想をしたためる習慣が身に付かない。

本の読み方が知りたくて

そもそも記憶力に根本的な問題がある気がしたが、それは置いておき、本屋で見つけたこの本に活路を見出した。

 

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樺沢紫苑/2019年8月

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私の学生時代からの趣味のひとつは本屋での立ち読み、及び気になった本を買いあさる(大体実用書やムック本、レシピ本など) であったが、 本屋が全く無い街に数年住んでいた為、本を読む習慣が途絶えて久しかった。読まないとどんどん読書力は落ちていく。レシピ本や図鑑すら頭に入らなくなっていく。この街の事はいつかまた別件で書くかもしれないが本屋の経営が厳しい時代とは言え、本屋の無い街というのはやはり教育や文化の面であまり良い事が無いと感じた。

 

話が脱線したが、そもそも記憶力は置いといてインプット(読み方、観方)やアウトプットの仕方(アウトプットについては自分がサボっているだけだが)に難があるのではないかと薄々思っていた自分にぴったりの本と運命の出会いを果たしたわけである。ちょっと脚色した。

 

図解もたくさんついており、要点も細かい項目ごとにまとめられており、それだけ読んでも得る物は多い。読書力の衰えた自分でも読めそうだったので迷わず購入した。隣に並んでいたアウトプット大全も「インプットするならアウトプットも必要だろう」という事で一緒に購入した(後に分かることになるがインプットとアウトプットは表裏一体、同時処理が意識されるべきものなのでアウトプット大全も当然必要であった。また、もともとはアウトプット大全が先に発行されており、インプット大全はその続編であった)

 

本書はまず、前作の基礎知識である「アウトプットとは何か?」が2ページにまとめられており、そこからインプットの基本法則に入っていく。どのような情報を、どのようにインプットしていくのか、何故そうすべきかが、分かりやすい文章で具体例を交えて紹介されている。ちょこちょこ出てくるたとえ話がとても上手いと思った。容易に想像ができて納得できる。きっとこの先生は飲み会なんかで話したらとっても楽しいだろう。

読書とはんでくこと

chapter2は私が1番課題にしていた本の読み方だ。その章を読んで私の本の読み方がどう変わったかと言えば、こうして2年近く放置していた1記事しか作っていないブログにログインをして日記のような感想文のような何かを書いている。大してページを使っていなかった感想用ノートを2ページ使って本の中で得た気付き、重要なことを要約してメモした。

 

 読みやすい本なのでどんどん先に進みそうになるが、それでは今までの本の読み方と同じで明日には大体の内容を忘れているので、読み返して反芻する。

この本自体がどのページにも学びがあるので、読みながらも様々な感嘆詞が頭の中を巡った。本当は読みながらメモを取りたかったが、出先だったので難しく、それがもどかしかった。読み返したところで得られる感情はファーストインプレッションの衝撃には敵わない。家に帰ってもう1度読み返しながらメモを取った。そして今、そのメモと本をもう1度読み返しながらこのブログを書いている。

 

家に帰って速攻でブックカバーにふせんを貼り付けた。これでとりあえずは気づきを得た場所を記録しておける。このココフセンは付箋のケースごと貼り付けて読み終わったらケースをまた剥がして他の本のカバーに貼れば良いのでおススメ。ついでにこのカバーも本のサイズ問わずマンガから厚めの実用書までカバーできるのでオススメ。布やレザー製よりも紙製の方が厚みや重さが出なくて好きです。

 

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愛用(酷使)しているカバーと付箋 

 

読書とはんでくことである」と、本書には書いてある。いやいや、書を読むから読書では…?なんていうツッコミは野暮の極みである。読んで書いて話して実践して身に付けて人に教えて、まで終わって初めてインプットが終わるのである。それくらいじっくり本と向き合わなくてはいけない。むしろそこまでする価値のない本であれば読む必要は無いのかもしれない。本選びの嗅覚も養わなくてはいけない。「でもどんな本を選んでいいか分からない」という人はとりあえず本書を読んでほしい。

 

もし本の内容を覚えていなかったとしても、本の中に書いてあったことが自分に定着すれば、それこそが「本を読んだ」と言えるのだと思った。

 

早速こうして実践している事がどれだけ続くかは2日坊主の達人ゆえ分からない。大体3日も続かない。ブログに感想文としてアウトプットするまでは難しくても、せめてメモだけは取っておこうと思う。

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