大きなカブを育てたい

アウトプットや記録の場として読んだ本や投資の事、食べ物の事など書いていきます。

【読書】アウトプット大全⑤TRAINING まずは日記を書こう

前回:【読書】アウトプット大全④DO 自己成長しているつもりになって自己満足していないか? 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

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 この本の最後の章は、実践編。どのようにしてアウトプット力を磨いていくかが具体的に書かれている。

 

まずは日記から

日記は最も手軽で、誰にでもできるアウトプットだという。本や映画などは実際に見なくてはいけないので時間がかかる。一方日記ならば日々生きていく中で1日の中で大なり小なり何も起こらない人はいないので、すぐにでも書くことが出来る。

日記を書く事でまず、アウトプットの基礎力を付けて習慣化し、また、アウトプットの楽しさを実感することができるのだ。

愚痴や失敗談などのネガティブな事を書くことでストレス発散にも繋がるが、より良い結果に繋がるのは、ただ愚痴を書くのではなくポジティブに変換して書くことだという。ポジティブに変換する習慣をつける事で、ポジティブ思考が強化されいていく。さらに、ポジティブな日記の内容について周囲の人に聞かせると、その人自身だけでなく周囲の人の幸福度も上がっていくそうだ。

 

質でも量でもなく、とにかく継続することが大事だという。5分3行。これなら今まで何度も何度も日記に挫折してきた私でもできるような気がする。

以下の動画は著者の樺沢先生の動画だが、カツラのインパクトは置いておいて、寝る前にポジティブ日記を書く事で楽しい気持ちで眠りにつくことができるのでとても良いそうだ。


寝る前にすべきこと【精神科医・樺沢紫苑】

寝る前の3行日記を、今夜から始めることにする。

 

読書感想を書く

まさに今やっていることである。今私が書いているのは本の内容の中で自分にひっかかった部分を取り上げてまとめ、また、そこから思い出した自分の体験などを思い起こし、そこから反省点を見出したり今後どうしていきたいかを記録している、というものだ。果たしてこれを他人が読んで面白いのかどうかは正直分からない。分からないが例えばワードなんかに書いて自分だけの記録にしたところで、より一層独りよがりな内容になり、文体も適当になっているだろう。1冊の本の感想を最後まで書ききることもないかもしれない。誰かに見られているかもしれない、という緊張感が自分のために大事なのだ。

 

この項では誰でも10分で読書感想文が書けるテンプレートが紹介されている。内容は本で実際に確かめていただくとして、確かにこの構成なら誰でも読書感想文がある程度かけるようになりそうだ、と思った。小学校低学年の頃の夏休みの宿題で読書感想文の課題が出たが、書き方というか読書感想文の概念が分からず、ただただヘレンケラーの一生を原稿用紙に羅列した苦い思い出が想起された。あの頃の自分にこのテンプレートを教えてあげたい。

 

ブログを書く

上項と同じく今やっていることである。学生の頃から今まで何度も何度もブログを立ち上げてはすぐに挫折してきた。ここまで続くのはお恥ずかしながら初めてだ。最も大きな理由はコロナの影響でまとまった時間をとる事ができているからだが、学生時代だって時間ならいくらでもあった。それでも続けられなかったのは、書きたいことが無い、何を書いていいか分からなかったからである。それが今は、毎日ブログを書きたくて仕方なくなる。何かあったらすぐに記事にしたくなってしまう。文章を無理に絞り出すことなく流れるようにスムーズに言葉が湧き出してきて2,000文字強の記事を書く事ができている。アウトプットのためのインプットが少しずつ身に付いてきているのだと思う。アウトプットをすることで忘れにくくなったので、自分の日常も濃いものになってきていると思う。相変わらず回し者みたいになってしまうが、この時期にこの本に出会えて本当に良かったと思っている。

アウトプットの仕方はたくさんある。ブログに書きたい事がない人は、ブログではないアウトプット方法を試してみるべきなのかもしれない。

 

100-300-1000の法則

ブログは100記事、300記事、1000記事の節目に大きくレベルアップするポイントがあるという。自己満足のブログだが、見てくれる人がいるならそれはとても嬉しい。

現在の記事数が21記事。確かにあと80記事、今までの4倍もさらに書けば少しは文章やブログの記事の作り方が上達しているかもしれない。

 

良い記事の条件

本書によると良い記事の条件とは「読者の感情を動かし、読者の行動を動かす」だという。決して独りよがり、自己満足で終わってはいけない。なるべくこのブログは自分のアウトプットの場でありながらも、誰かの何かの役に立つと良いな、と思いながら書いている。果たして私はこの本の魅力を少しでも伝える事ができているのだろうか…?

 

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bignakabu.hateblo.jp