ついに最終日となった。
決してあっという間ではない、長い長い1週間だった。
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最後の朝。4:45に目覚めてしまった。さすがに早すぎる。就寝時間を調整しないと社会復帰に支障が出そうだ。
日の出ツアー
天気予報が良かったので日の出ツアーが実施された。
5:45集合だったが参加者全員集合でバスに乗り込んだ。
まずはパワースポットである神社にお参りへ。
神社の中で立ったまま瞑想をする。
日の出前で薄暗い中、木のざわめきと鳥の鳴き声だけが聞こえる。
何かの境地に至りそうな気がした。
続いて日の出スポットへバスで向かう。
思ったより神社から離れており、日は出てしまっていた。
それでも、見渡す限りの水平線と流れる雲、太陽のまぶしい光に皆息を呑み、無言で太陽を見つめていた。
最後の朝ヨガ。やっぱり私には太陽礼拝はキツイ。
ヨガを終えたらロビーで野菜の販売が行われていた。
朝食後にすぐ駅までのバスが出るため、朝食前に急いで荷造りをする。スーツケースに力づくでぶち込み、なんとか荷造りを終える。本当はゆっくり最後の温泉に浸かりたかったがそんな余裕はどこにもない。
晴れたテラスでお茶を飲みながら朝食を待つ。
この1週間のことを思い返しながらしんみりしてしまう。
理想の朝食
最後の朝食が配膳される。最後は「理想の朝食」だ。
ご飯は炊いてから4日間寝かせた酵素玄米。前日まで食べていた玄米以上にもちもちしている。ご飯だけでも味がある。
特筆すべきは干物。やすらぎの里の近くにある山幸ひもの店の物であるが、リピーターの方が口を揃えて美味しいと言うこの干物がとても気になっていた。
もともと干物はそこまで好きではなかったのだが、(パサパサでしょっぱくて骨が多くて食べるのが大変な割に労力に見合わない味なんて思っていた)この山幸の干物は違った。身がふっくらしていて魚の旨味がちゃんとある。後でお店に行って大量購入してしまった。
漁業が盛んな地域から来た他の参加者も干物をわざわざ買うなんて…なんて言っていたのにこの朝食の後に急いで買いに走っていたくらいだ。
食後のコーヒーをテラスでいただき、やすらぎの里でのすべての行程が終了した。
(ちなみに写真では分からないがこのコーヒーカップ、とても小さい)
想像していたような劇的な変化や、人生観が変わってしまうまでには至らなかったかもしれない。それでも、とにかく来てよかった。それだけは確かだ。
次の記事で帰宅後の変化や今回の経験をして良かったことなどを紹介して一連の記事の締めくくりとしたい。
まとめ記事