大きなカブを育てたい

アウトプットや記録の場として読んだ本や投資の事、食べ物の事など書いていきます。

やすらぎの里で断食してきた①施設紹介編(細かい情報まとめ)

 

もう何年も前からやってみたかった事がある。

それが断食だ。

自宅で試みたことはあるものの、ちゃんとした手順を踏んでいないこともあり、半日も持たなかった。

断食施設の存在は以前から知っていたが、仕事の都合上まとまった休みが取り難く、取れたら取れたでせっかくの機会なので海外旅行にあてていたため、断食施設に行くことが叶わなかった。このまま老後まで行く事はできないだろうな、と思っていたところ、こんな言い方はしたくないがコロナのお陰で有給消化を断食にあてる事ができた。

 

せっかくの経験なので断食の体験談と、HPに載っていないような細かい情報などを数記事に渡って紹介したいと思う。

具体的な日々の記録は↓こちらから

bignakabu.hateblo.jp

 

 

 

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そもそもなぜ断食をすることにしたのか

胃腸が疲れている自覚はあるのに食べることが辞められない。仕事の疲労やストレスを「こんなに頑張ったんだから」と、食べることで癒そうとする。食べ過ぎると疲労が取れないのでまた仕事で体が疲れる。まさに悪循環に陥っていたし、仕事中の唯一の楽しみが昼休みであったのでそこでは贅沢し放題。お金もかかるしカロリーも毎日昼食だけで1,000kcal以上摂っていた。

コロナ太りで太った分も何をしても戻らなくなってしまったし、加齢と共に基礎代謝が落ちている一方で衰えを見せない食欲。食べることへの義務感や執着心、そして食べることが自分への報酬になってしまっている自分自身への洗脳を解くために1度心身ともにリセットしたくなったのだ。

ついでに体も整体に通っていてもバキバキなのでそちらもリセットしたかった。

やすらぎの里を選んだ理由

今回私がお世話になった施設はやすらぎの里本館である。

y-sato.com

やすらぎの里を選んだ理由は、検索して出てきた施設の中で1番魅力を感じたからである。(施術が受けられる事、温泉入り放題、施設の設備面etc...)1泊~3泊程度の施設もあるが、溜まりに溜まった毒素を抜くにはある程度長い時間をかけて挑まなければいけないと考えていたのも理由の1つだ。

また、運動を積極的にする施設もあったが、さすがに初めての断食をしながらしっかり運動をする自信は無かったので、やすらぎの里本館を選んだ。

まさかのGOTO対象だった

申し込みをした後の確認メールでGOTOキャンペーン対象であることを知り、さらにその割引金額に驚愕した。6泊もするのでかなりの金額が割り引かれ、クーポンも結構な金額をもらう事ができた。クーポンはオプションの施術や館内の物販でも使用できるし、ほとんどの周辺施設で使える。というか別記事で詳しく触れるが、伊豆高原内では電子マネーやクレジットカードよりGOTOクーポンの方が通貨としての価値がある。

宗教施設ではない

「やすらぎの里」と検索すると関連ワードに「宗教」が出てくるのだが、決して宗教施設ではない事は明記しておく。

たしかに山に1週間こもって断食をして瞑想をしたりするなんて言うと宗教感が出てくるが、(実際私も職場の人に事前に説明はしていたのだがそれでも寺で修行してきたと思われていた。)特定の何かを信仰しているわけではないし、宗教的な何かに勧誘されるようなことも決してない。

 

施設や設備に関するあれこれ(2020年10月時点)

実際に利用してから知ったような、HPに載っていないような設備に関する細かい事をリストアップするので、利用を予定している人や検討中の人の参考になれば幸いである。

食堂

・お茶とアルカリイオン水がいつでも好きなだけ飲める。飲み物もコップも随時補充される。お茶のラインナップはハブ茶、便秘茶、日替わり茶、塩分摂取用の梅湯、梅酢水、イオン水も水、常温、お湯が常備されている。

・B1Fには水のポット、2Fにはハブ茶と水のポットが設置されているため、わざわざ食堂まで階段の上り下りをしなくて良いのは嬉しい。

・糖分補給のために生姜湯を1日1袋まで飲む事ができる。3等分にして1日3回飲むのがセオリーであるが、普段から糖質の摂取が多い人は小まめに飲んだ方が良いと指導される。

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気持ちの良いテラスから海を眺めながら飲む生姜湯は格別だ。

通信

・無料のwi-fiはあるが、速度は全く出ないので速度が必要な場合は自分で通信環境を用意した方が良い

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・私の携帯はソフトバンク回線だが、電波がしっかりあるように表示されている時でも若干読み込みが遅くなる事があった。

洗濯、リネン類

・洗濯機、洗剤は自由に使用できる。部屋に物干し竿とピンチハンガーあり

 乾燥機のみ有料(15分¥50、30分¥100、60分¥200)

・フェイスタオル、バスタオルは1日1枚まで無料、

 それ以上は追加料金がかかる(フェイス¥100、バス¥100)

・岩盤浴着は1着を自分で洗濯して1週間使い回す

(追加で新しい物が欲しい時は¥300)

・施術を受ける際にベッドに敷くタオルも滞在中1組(バスタオル2枚、フェイスタオル1枚)を使い回す

・シーツ、枕カバーは1日1回交換可

風呂

・大浴場は6:00~22:00まで入れる。(清掃時間10:00~11:00)

・貸し切りの風呂が1つあり、1日1回まで入れる。1回45分

フロントにあるホワイトボードの希望する時間帯に部屋番号の書かれたマグネットを貼って予約する。

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暗め。ジャグジーになっている。

岩盤浴

・密を避ける為、1回の時間で2名までの利用制限。1回25分

・貸し切り風呂同様1日1回までの予約制。人気の時間(19:00~21:00辺りの時間)は早朝の内に予約が埋まってしまう。

・岩盤浴専用の服に同じフロアにある大浴場で着替えて岩盤浴に入る。入った後はそのまま大浴場で汗を流す。

施設

・1Fにロビーと食堂、2人部屋 2Fに個室、リネン室、

 B1F(といっても斜面になっているので外は見える)に風呂、岩盤浴、トレーニングルーム、面談室、マッサージルーム

 各階にトイレがある

・全体的にきれい。掃除も行き届いている。

・利用者数に対してトイレの数は少ないと思ったが、実際トイレが空くのを待つような状況にはならなかった。2Fは出ないが1回のトイレの水道はお湯が出るので寒い時期は手が洗いやすい。

・消灯時間は22時。22時になると廊下の電気が消える。

 ドアの開け閉めの音がかなり響くので

・館内ではBGMが流れていてリラックスできるがもうちょっとバリエーションが欲しい

部屋の備品

・部屋には清掃は入らないので、自分ですることになる。2Fのリネン室でリネン類も自分で交換するし、

・洗面台にドライヤー、コップ、ハンドソープ、食器用洗剤、スポンジが用意されている。1週間水筒を使うので洗剤はありがたい。

・ハブ茶の入ったポットとカップ&ソーサーも用意されており、いつでもお茶を汲んで部屋に置いておける。

・食堂に文具や必要な人用に歯ブラシ、カミソリなどが置いてある。

・リネン室に寒い時用の毛布や掃除用のコロコロ、掃除機、電源タップなどがあり、自由に使用できる。

施術

・月曜~木曜の4日間、1日1回施術を受ける事ができる(追加料金不要)

 月、木がマッサージとカッピングで、火、木がアロママッサージかヘッドor腸マッサージのどちらか(自分で当日選択する)で、各自割り振られた方を受ける。

・各日の施術と金曜日の面談は施設の方で時間指定されている。どこかへ出掛けたり、オプションの施術を受ける場合はこの時間を避けて入れなければならない。結構やりくりに悩む。

・1人の施術者が1度に2名ずつ対応する。といってもただ待たされるわけではなく、一方がマッサージをしている間はカッピング、一方がアロママッサージをしている間は生姜の湿布でお腹を温める、一方がヘッドor腸マッサージを受けている間はひまし油の湿布をお腹に貼ってしばらく置くという具合になっている。

実質的に手技を受ける時間は15分程度と思われる。

・通常の施術で物足りない場合は追加料金を支払ってオプションの施術を受ける。

 施術はマッサージ、鍼灸、アロママッサージ、かっさ、タイ古式など多岐に渡る。

 事前予約は出来ず、入所日の15:00からフロントで予約受け付け開始となり、予約を入れる。人気の先生はあっという間にいっぱいになる。

 料金はどの施術をしても時間料金制で60分¥8,080

プログラム

・ヨガやセルフ整体をする際に使うヨガマットは1週間同じ物を使い回す。都度自分の部屋からトレーニングルームに持っていく。

・いい大人が集まっているので大体5分前には皆集まってくる。利用者の参加状況によってはヨガの時にマットを敷くスペースが不足したりするので早めに行けるなら行っておくと安心だ。(参加者が少ない週もあるらしい)

・集まりが良いため、予定していた開始時刻よりも早くスタートする事が多々ある。早くて10分前に始まったこともあった。朝の散歩もバス移動があるが、バスは大体少し前に出発していた。時間にギリギリで生活している人は要注意だ。

 

施設関係の紹介は以上だが、随時変更点などもあるかと思われるので最新の情報はご自身で確認されたし。

※この記事はまさに断食中に書いていて、(更新は断食終了後)頭が回っているようで回っていない状態なので後で何か間違いがあるかもしれないし大事なことを書き忘れているかもしれないので加筆修正するかもしれません。

 

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